
「STEAMDAYS‼佐賀2025 最終プレゼンコンテスト」が2025年9月21日にオプティム ヘッドクオータービル(佐賀大学内)にて開催されました。
6月から始まった4か月間のプログラム、今回は32名(13チーム)の中高生が最終プレゼンまで進み、各チーム個性あふれる作品が揃い見ごたえのある内容でした。
テーマは「精神発達障がいと自分らしい個性の活かし方」
株式会社すみなす様にご協力いただき、障がいは個人にあるのではなく、社会との間によって生まれているという学びをもとに、それぞれの個性や特性を活かすアイデアが多くみられるプログラムとなりました。
アワード受賞者
チャレンジ賞
「52ヘルツのクジラ」 チームワガママ副会長
唐津西高校 2年 にいな
世界で最も孤独なクジラ”をモチーフに、考え方のクセをチェックをし、 特性とよりよい考え方を提示することで自己理解を促し、自己否定を減らす為のアプリを制作。アプリ開発のために自ら専門の先生に話を聞きにいくなどした主体的な行動が評価され、チャレンジ賞を受賞。
テクニカル賞
「KIKKAKE ~きっかけからチャレンジへ~」 チーム考え中
小城高校 2年 ともき、てんま
挑戦したいのに一歩踏み出せず、後悔してしまう人」を支援するためのアプリを制作。ユーザーは日記機能で日々の挑戦や振り返りを記録。行動ログをもとに“次のチャレンジのきっかけ”を提案してくれる。
Scratchの枠に収まらず、必要な機能設計のために生成AIを取り入れるなどの創意工夫がみられた点が評価された。
ユーザー価値賞
「環境で障害を減らすこと」 チーム柚日
唐津東高校 1年 ゆずは、ひより
障がい者の視点で街の課題を見つけ、改善していくゲームを制作。ゲーム内ではプレイヤーは街を歩きながら、“誰かにとっての不便”を見つけ出し、街をつくっていく。「環境が変われば障がいはなくなる」という気づきを広めることを目的に制作。ターゲットとそこに対する価値提供の明確さが評価され受賞。
オーディエンス賞
「Break Isolation」 チームスリーライス
唐津西高校 1年 zyu
鳥栖高校 2年 けいた
神崎清明高校 3年 あおい、こころ
精神・発達障がいのテーマをもとに、“孤立感”を和らげる交換日記アプリを制作。交換日記によるコミュニケーションで孤立を減らし、互いを理解し支え合う社会をデジタル上で実現することを目的としている。
アイデアのユニークさや、プレゼンのつくりこみが評価された。


























